内容
”サンドイッチ サンドイッチ さあ つくろう”
”サンドイッチ” サンドイッチ ふわふわパンに なに のせる”
バターにレタス、トマト…次々に材料乗せて、サンドイッチの出来上がり。
いただきまーす!!
感想
本物のようにおいしそうな食材が紙いっぱいに描かれていて、とてもお腹が空いてくる絵本です。
保育園でもよく読まれていた絵本で、読んでいる途中で味見をする子や作っているところをイメージして手を動かしてる子など…色んな姿を見てきました。
0歳児から5歳児クラスまで幅広い年齢で楽しめるシンプルな内容になっています!
一緒に料理して野菜克服!?
この絵本をとても気に入っていた2歳児クラスの男の子は大の野菜嫌いでした。
お母さんもとても困っていたのですが、あるお休みの日、お母さんがこの絵本をレシピ本のように開き、サンドイッチを作っているところを見た男の子は…
「ぼくも作る!!!」と張り切って作りました。
いつもは食べたがらない野菜をトマト以外食べられたそうです!
その後も休みの度に絵本を見ながらサンドイッチを作っては食べていたと聞いた時に、自分で作って食べることは子どもにとって遊びでもあり、学びでもある素敵な経験だと感じました。
当時、そのサンドイッチ以外では野菜をなかなか食べられませんでしたが、今では「野菜食べられるよ!」と笑って話す姿を見て成長を感じると共に、経験があったからこそ美味しく食べられていると思うと経験をすることの大切さを改めて感じさせられました。
経験した時は苦手に感じていても、時間とともに好きになることもあると思うと、どんなことでも経験しておくべきですね。
今回ご紹介した絵本は、
『サンドイッチ サンドイッチ』
小西英子(作)
出版社 福音館書店 でした。
本の種類:ハードカバーの絵本、
ページ数:24ページ、読み聞かせ時間:約1分