あらすじ
”いただきまーす”
”はるまき たべよう”
”カコッ ホッ カル カル カル カル カル”
”あぁ おいしい”
”ほうれんそう たべよう”
”ズック ズック ズック ズック ズック ズックズ”
”あぁ おいしい”
ごはんやみそしる、ウィンナ…どんなおいしい音がするのかな?
おいしいおと
食べ物の音に集中して食事をしたことはありますか?
テレビを見ていたり、人と話していたり…普段美味しいなとごはんを食べることはあっても、音を気にして食べることは少ないと思います。
保育園で子どもたちの食事の介助をしていると、美味しそうに食べる表情と共に、食べ物のいい音がしてきます。
音からも美味しいを感じることができるので、この絵本のようにどんな音がするかな…と聞いて耳でも美味しさを感じてみてください!!
私が好きな音は、バターをたっぷり塗ってカリカリに焼いた食パンの音です。
外と中で音が違っていて、楽しく食べられます。
ぜひ、お気に入りの音を探してみてください!
読み聞かせについて
この絵本は、文をただ読むよりも食べている時をイメージして間などに気を付けると、よりリアルに聞こえると思います。
・口の中を普通に話すよりも、食べ物が入っていることを想定して少し広げたまま読む
・梨の場面では”ショッ”を”sy(o)”のように”o”の音を小さくし、かすれた音にする
など工夫して読んでみてください!
今回ご紹介した絵本は、
『おいしいおと』
三宮真由子(文)、ふくしまあきえ(絵)
出版社 福音館書店 でした。
本の種類:普通の絵本、
ページ数:24ページ、読み聞かせ時間:約2分半