『11ぴきのねこ どろんこ』①

絵本紹介

あらすじ

11ぴきのねこが、山小屋から森へ獲物を探しに出かけます。

森の近くの泥沼に見たことないやつが…

ジャブ ジャブ ジャブ ドボーン 「きょうりゅうだっ」

次の日、「ウォーン…」声のする方を見ると、

恐竜が崖から落ちて上がって来れず困って泣いています。

11ぴきのねこたちは、崖から助けた恐竜のジャブと仲良くなりますが、ある日突然姿を消します…。

「なんだか かわいそうなことをしたね」

「ジャブ、どうしてるかなあ いまごろ……」

再びジャブと会うことはできるかな?

感想

初めは、泥沼に入っちゃったり、取り換えっこのつもりはないのにお魚を持っていかれちゃったりしたことに、ねこたちは怒ってジャブ(恐竜)に石を落として懲らしめることにしました。

しかし、ぱったりとジャブ(恐竜)の姿が見えなくなると、寂しいような…申し訳ないような…表情を浮かべてジャブにかわいそうなことをしたと考えるようになる場面があります。

11ぴきのねこたちのように、後から悪かったと気づいても謝るタイミングを逃してしまったことがある人もいるのではないでしょうか。

私もそういった経験があります。

カッとなってその場では怒ってしまったけど、後から考えたら怒るようなことでもなかったな…ごめんねと伝えたいな…などと思った時には、手遅れになってしまう前に、勇気を振り絞って伝えようと思います!

次回は、泥遊びについてお話していきます!

今回ご紹介した絵本は、

『11ぴきのねこ どろんこ』

馬場のぼる(著者) 

こぐま社  でした。

本の種類:普通の絵本、

ページ数:40ページ、読み聞かせ時間:約8分

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