あらすじ
”くいしんぼうの こぶたのグーグー たべても たべても おなかが ペコペコ。
「そうだ! たべものやさんで はたらこう」”
やってきたのは、さんさんさんかくのおにぎりやさん
「ぼくを ここで はらかせて」
ところが…
グーグーは全部のおにぎり、先っぽを一口ずつ食べて四角のおにぎりになってしまいました。
「グーグー おまえは もう くびだ!」
次は三食団子のお団子屋さん。
ここではお店のお団子食べて二色団子にしてしまいました。
フルーツたっぷりケーキ屋さん、中身真っ赤のスイカ屋さんでも食べてしまい、働くことが出来ません…。
最後にやってきたのはまんまる満月のメロンパンやさん。
グーグーは、働くことができるでしょうか?
感想
お腹が空きすぎてお店のものを食べてしまうグーグー。
その表情からは、困ったような、悔しいような、モヤモヤとした気持ちが感じられます。
そんなグーグーがとても幸せそうな顔でお腹いっぱい食べた後、今まではお腹を満たすことに気持ちがいっぱいなグーグーがおいしいものを作りたい、みんなに喜んでもらえて嬉しいと、気持ちが変わっていくところが好きです。
ここが好きポイント
・中表紙の最初と最後でグーグーの表情がお話に合わせて変わっていて、幸せそうな表情のグーグーに私まで嬉しくなりました。
・お店の内装や商品も一つ一つとても凝っていて、食べてみたくなるようなものばかりです。ぜひ、どんな物が置いてあるかじっくり見てみてください!
パンを作ってみたい!!
とても美味しそうなパンを見て、私も作ってみたくなったので…
紙粘土で作ってみました!!(材料はダイソーさんで購入)
白い粘土で形を作って、絵の具で色付けしました。
久しぶりの粘土が楽しくて、夢中で遊んでしまいました(笑)
中にマグネットを入れると冷蔵庫等で使えます!
歯ブラシで表面に跡をつけると凹凸ができて、少し本物に近づけることが出来ました。
皆さんも、ぜひ作ってみてください!
今回ご紹介した絵本は、
『くいしんぼうのこぶたのグーグー』
得田之久(作)、イシヤマアズサ(絵)
清田久美子(編集)
出版社 株式会社教育画劇 でした。
本の種類:普通の絵本、
ページ数:32ページ、読み聞かせ時間:約6分