『こんもりくん』

絵本紹介

あらすじ

こんもりくんは、お風呂も髪を切るのも大嫌いだったので大きなもこもこの髪の毛になってしまいました。

ある日のこと、こんもりくんのパパが、こんもりくんのことを追いかけています。

「こらー、こんもり、きょうこそ かみのけを きらせなさい!」

「やだよー、ぼくは この かみがたが きにいっているんだもん」

小鳥は木と間違えて、止まってくれるし、クリスマスツリーの代わりになるし…とこんもりくんはこの髪の毛を切りたくないようです。

こんもりくんが、石につまづいてすってんころりん転ぶと…頭の中にすっぽり入るとびっくり!

髪の毛の中は、ねずみがたくさん住んでいる”かみのけーランド”になっていました。

こんもりくんは一生ここで暮らすことを決めますが…?

感想

図書館で絵本を探している時、表紙の絵がとても気になり手に取った1冊です!

”かみのけーランド”では、今までこんもりくんが髪の毛に放り込んだ、おやつやおもちゃで暮らすねずみたちがたくさんいるというユニークなお話で、読んでいてとてもワクワクしました。

こんないいことがあるんだと、こんもりくんが話してる場面で出てくるクリスマスツリーが可愛らしくて、もうすぐ来るクリスマスに向けて飾りたくなります(笑)

初めは、こんもりくんだけがユニークなのかと思ったけれど、切った髪の毛を枯れ木に乗せて飾るパパも面白い人ですよね!

ここが好きポイント

ねずみが、ずらっと並んで寝ている場面で少しづつ表情が違ったり、こんもりくんをチラッと見ている子がいたりと、気に入った子を探したくなります。

また、ねずみくんが青色で赤い鼻なのでドラえもんに見えて、より好きになりました!

もしも~だったら…とワクワクするお話ぜひ読んでみてください!!

今回ご紹介した絵本は、

『こんもりくん』

山西ゲンイチ(作・絵) 

出版社 偕成社 でした。

本の種類:普通の絵本、

ページ数:32ページ、読み聞かせ時間:約4分半

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