『きんぎょが にげた』

絵本紹介

内容

“きんぎょが にげた。”

”どこに にげた。”

”おや また にげた。”

白黒の目をした金魚を探す絵本。

カーテンや花瓶、おやつの中…どこににげた?

黒目や緑色のきんぎょもいるから、どこに隠れているか探してみて!

空飛ぶ金魚?!

初めは金魚鉢に入った普通のきんぎょに見えますが…

空を飛ぶようにカーテンの模様に隠れたり、花びらの落ちた植物の茎をくわえて、花になりきったり、不思議なピンク色のきんぎょなんです!

初めは比較的簡単に探すことが出来低年齢から楽しめる絵本です。

ページをめくるにつれて、色違いの子や鏡に映った何匹の金魚、最後には何十匹もの中から探すことになるので難しくなってきます。

この絵本を読んだ時、かくれんぼのように逃げていると思っていましたが、たくさんのきんぎょのいる水槽に入ると”もう にげないよ”と話が終わります。一匹しか入らない金魚鉢にいた子は、仲間のいる大きな水槽に行くために隠れながら逃げていたのかな?と思い、頑張れ~!と応援したくなりました!

お気に入りのきんぎょはどこかな?

たくさんのきんぎょは、初めに出てきた白黒目の子だけでなく、口がない子やにっこり笑っている子、3匹でお話しているような子など色んなきんぎょがいます。

それを子どもたちに「いろんなきんぎょさんがいるね」と話すと、「この子が好き!」とお気に入りを見つけて教えてくれた子がいました。

このようにじっくり絵本を読みながら、「カギみつけた!」「とけいもある」と見つけたものを教え合うあそびへと変わっていっていきました。

そんなあそびも面白いですよね!

今回ご紹介した絵本は、

『きんぎょがにげた』

五味太郎(作) 

出版社 福音館書店 でした。

本の種類:普通の絵本、

ページ数:23ページ、読み聞かせ時間:約1分半

タイトルとURLをコピーしました