内容
空には色々な形の雲がある。その雲をじっと見ていると何かに見えてきませんか?
「あのくも なあに? なんだろね。」
大きく広がったカーテン雲は、高い山のてっぺんにねぼすけ巨人が住んでいて朝の光が眩しくて雲のカーテンを閉めたんだ。
葉っぱのような雲はざぶとん雲。
日本中の天狗たちが散歩の途中で一休み。
他にもリボン雲や竜の住処のような雲…
「どこまで ながれていくのかな?」
感想
本物のような雲や迫力のある竜など素敵な絵が描かれているこの本は、文字を読まずに見ているだけでも楽しめます。
ひとつとして同じ形のない雲ですが、普段何気なく過ごしていると注目することなく、通り過ぎてしまいます。
子どもの頃はパッと見上げた空に浮かんだ雲を見て、、
あれは…アイスクリーム!
これは…くまさん!
とイメージをしてあそんだことのある方も多いのではないでしょうか?
絵に描いたような雲や、ピンク色の雲など
毎日たくさんの雲が浮かんでいます。
時には、ぼーっと眺めて想像する。
そんなゆったりとした時間があっても良いなと感じる本です。
私の好きな雲
私は雲を写真に収めることが好きで、旅行や散歩に出かけた時など、カメラでその一瞬を収めて楽しんでいます!

↑沖縄旅行で📷

↑富士山の見える場所で📷
皆さんはこの雲何に見えますか?
窓を開けた時、散歩をしている時のなど…
皆さんもお気に入りの雲を見つけてみてください!
ここが好きポイント
様々な服装の天狗が、雲のざぶとんの上で幸せそうな表情を浮かべながらお茶をしている場面です。1人ひとりの表情にも注目して読んでみてください!
今回ご紹介した絵本は、
『あのくもなあに』
富安陽子 文 山村浩二 絵
出版社 福音館書店 でした。
本の種類:普通の絵本
ページ数:24ページ、読み聞かせ時間:約3分